薬剤師

気になる薬剤師の仕事内容は?

薬剤師はいろいろな職場に分かれていて、職場ごとに仕事内容がかわってきます。
薬剤師の働く場所で主な職場は調剤薬局・ドラッグストア・病院・製薬会社の4つがあります。
今回その4つの職場の仕事内容を紹介したいと思います。

調剤薬局

調剤薬局

調剤薬局は「調剤業務」「服薬指導」「薬歴管理」の3つが主な仕事になります。

  • 調剤業務」・・・病院で出された処方せんを元に薬の調剤。
  • 服薬管理」・・・患者さんに薬の服薬について説明。
  • 薬歴管理」・・・患者さんの薬の使用状況などの情報を管理。

調剤薬局では患者さんの保健番号や処方せんの期限に間違いは無いかどうか、服用中の処方薬があれば相互投与や重複投与、アレルギーによる副作用などの確認をします。

患者さんの健康や命に関わる仕事なので、間違った薬を出さないように一番に正確性が必要になります。また、患者さんに薬の使用状況などの情報を聞き、医師に情報をフィードバックしたりします。なので最低限のコミュニケーション能力も必要です。

勤務時間は、調剤薬局は営業時間がそれほど長くないです。そして土日祝が休みのところもあります。
なのでプライベートの両立ができて無理なく働くことができます。

ドラッグストア

ドラッグストア

ドラッグストアでは医薬品を扱っていますが、日用品や健康食品などの医薬品以外の商品も扱います。なので医薬品以外の商品の知識が必要になります。
一般医薬品の場合は処方せんが無いので、お客さんに症状などを聞き、アドバイスや適切な商品を進めます。また、品出しやレジ対応なども行うのでお客さんと接することも多いです。

最近ではドラッグストアと調剤薬局を併設した店舗も増えており、調剤薬局としての仕事が出来る所もあります。また、在宅医療にも力を入れているドラッグストアもあるので、幅広い経験を得ることが出来ます。

ドラッグストアでは正社員の場合は1日7~8時間ほどの勤務になります。店舗営業以外にも事務業務がありますが、長い残業などは基本的にはないです。休日も取りやすいので生活のリズムは崩れないです。
パート勤務の場合、自分の生活に合わせてシフトを組んでもらえるので、子育て中や「出産後に短時間だけ働きたい」などの希望に応じてもらえます。

病院

病院

病院での仕事は調剤薬局とほとんど同じで調剤や服薬管理などを行いますが、病院では外来患者さんだけでなく入院患者さんにも服薬指導などを行います。
入院患者さんには医師や看護師とチーム医療として仕事をします。
他には、注射薬の調剤や薬物療法での薬の調製、薬品管理なども行います。調剤薬局やドラッグストアでは扱わない医薬品もたくさん扱うので専門の知識が必要です。

病院勤務だと夜勤があります。夜勤での仕事内容は夜間に緊急入院された患者さんや救急患者さんの調剤です。病院によって仕事の量は違いますが、大体は自由に過ごせたり、仮眠をしたりできます。また、終業時刻間近に処方せんが大量にきたり、緊急入院などの対応などで残業が発生することもあります。

病院では医師や患者さんと関わる事が多いので、普段薬剤師で関わる機会が少ない体験をすることができ、多種多様な知識を得ることができます
そして、最先端の医療現場に立って仕事ができます。常に勉強していく必要がありますが、最新の知識を得ることでさらにスキルアップすることができます

製薬会社

製薬会社

製薬会社はたくさんの仕事内容に分かれていて、「研究」「開発」「MR」「DI]の4つに分けられます。

  • 研究」・・・新しい医薬品を作り、臨床開発などを行います。博士課程の卒業が条件で、高い専門知識が求められます。
  • 開発」・・・「研究」で上がってきた医薬品の安全性の確認や臨床試験を行い、世に出せるように開発します。
  • MR]・・・MRとは医療情報担当者のことです。医師や薬剤師などに自社の医薬品をプロモーションするのが仕事です。
  • DI]・・・DIはDrug Informationの略で、医薬品情報管理業務のことをいいます。臨床試験などのデータなどを整理・管理を行います。そして医師や薬剤師が必要としている情報をまとめて、提供します。

製薬会社では病院やドラッグストアとは違い、一から医薬品を研究・開発していきます。会社によっては、販売戦略のマーケティングなどにも関わることもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか
薬剤師は職場によって仕事内容が変わり、自分に合った職場を選べることが出来るので選択の幅は広いと思います。そして、薬剤師の仕事は全体的に無理なく案てして働き続けられます。

失敗しない薬剤師転職サイトはこちら

Top