薬剤師が製薬会社に転職して年収アップ

病院や薬局、ドラッグストア、製薬会社など薬剤師の勤務先は様々です。

そんな中、約15%の薬剤師が製薬会社で勤務しており、薬剤師の中で製薬会社が人気の就職・転職先になってきているのをご存じでしょうか?

企業勤めが自分にできるか不安に思っている方、転職先にふさわしいのかどうか考えている方へ、業務内容や年収をまとめてみました。

転職や就職のヒントに活用してください。

製薬会社で働いた時の給与と仕事の種類

給与

給与については以下の通りになっているそうです。

職種年収
MR(医薬情報担当者)500~1000万円
CRC(治験コーディネーター)300~700万円
創薬600~900万円
臨床開発(QC.QA.DM)400~1000万円
管理薬剤師600~900万円

では薬剤師が製薬会社で働く際、どのような職種があり、どんな仕事内容があるのか?

1.MR(医薬情報担当者)

プロトコールの作成

自社の医薬品の有効性や安全性などの医薬品情報を医師や薬局に提供し、医薬品を普及します。

自社の医薬品を売り込む営業職というもので、基本的に1日数件訪問し医師たちとコミュニケーションをとる仕事です。

メリットとしては人間関係の構築・拡大ができ、調剤薬局の開業を検討している方はネットワークの基盤を作ることができるかと思われます。

求人ニーズが比較的高い職種ですが、コミュニケーション力とこれまでの経歴が問われるため、営業経験があれば向いている職種であると思います。

2.CRC(治験コーディネーター)

がん専門薬剤師の資格がおすすめ

被験者や医療機関の担当者へ説明を行い、被験者のケア、服薬指導、医師のサポートの調整などを行います。

治験コーディネーターは治験の開始から終わりまでの一連の流れに携わる仕事で、患者さんと接する機会も多く、ほかの薬剤師の職種と比べると比較的参入しやすい職種となっているそうです。

専門性が問われる職種のため薬剤師としての知識や医療機関の仕組みをどれだけ理解しているかが重要視されるでしょう。

3.創薬

製薬会社

新薬を開発する仕事で、大手の管理職クラスになると年収は1800万円程度になるそうです。

しかし、ひとつの薬の開発には多額のお金と膨大な時間がかかるため創薬への強い信念がないとなかなかうまくいかない職種です。

薬学部で学んだ知識+高度な能力と知識が求められるので、創薬に強い情熱を持っている方にはぴったりだと思います。

4.臨床開発(QC・QA・DM)

資格取得の方法とは?

品質管理(QA)、品質保証(QA)、データマネジメント(DM)に関する職種です。

新薬の治験が適切に行われているかの評価・検証をし、違反などを未然に防ぎ医薬品の品質向上を担うほか、製造から出荷で不良品が出ないように評価と検証を行い、もし不良品が出た場合には原因を探り改善するという仕事も任されます。

また、臨床開発で行われたデータの統計・解析・データ処理も行います。

5.管理薬剤師

なぜかレジ打ちばかり

医薬品の販売、それが行われる場所での最高責任者のことで、従業員の監督と医療品の管理をし、薬剤師と従業員を指導・教育していきます。

厚生労働省への新薬の申請や、医薬品の副作用報告、情報収集などの業務も行いますが、デスクワークが多いようで薬剤師としての実務経験は身につかないそうです。

まとめ

製薬会社の最大のメリットは福利厚生が充実しているため、産休・育休などの制度がしっかりしていることです。

開発職なら転職直後に年収700万円を狙える可能性もあり、最先端の医療にも触れられるのでスキルアップもしやすいかと思います。

企業薬剤師は自分自身の仕事にひたすら没頭できるので、今後薬剤師としてどのようになっていきたいか検討してみてはいかがでしょうか。

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